Cheers! California Wineチアーズ!カリフォルニアワイン |
||
今年は酉年!ですから〜 |
||
|
いつもお世話になります。 例によって入荷の限られたワインですので、 またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。 |
||
LAIL VINEYARDS レイル |
||
|
ご紹介するのは「レイル」というワインですが、このワインをご紹介する前に、あるワイナリーの歴史をお話しなければなりません。そのワイナリーの歴史は、カリフォルニア・ワインの歴史そのものであると言っても過言ではありません。 ナパ伝説のワイナリー「イングルヌック」です。 19世紀後半にヨーロッパ各地から夢を求めてアメリカに渡ってきた人々がカリフォルニアのナパで葡萄を育て、ワインを作り始めました。1879年にフィンランド人のグスタフ・ニーボムがイングルヌックという畑を購入し、ワインを作り始めました。「イングルヌック」の誕生です。このナパの黎明期と言われる時期には他に、ナパ最初のワイナリーであるチャールズ・クルッグ(1861年)や、ベリンジャー、ボーリューなどがワインの生産を始めだしました。 イングルヌックは1882年が最初のヴィンテージで、生産量は約8万ガロンと言われています。87年にはワイナリーが完成しました。やがて禁酒法の時代が訪れますが、禁酒法執行期間中もイングルヌックは畑の手入れを怠ることはなかったと言われています。 1933年禁酒法撤廃後、母親の叔母がニーボム夫人にあたるジョン・ダニエル氏が36年に正式にワイナリーを受け継ぎました。スタンフォード大学卒のジョン・ダニエル氏はパイロット(飛行士)になることが夢でしたが、父親のジョン・ダニエル・シニア氏の命令でワイン造りを学んでいたのでした。 当時バルクワイン全盛期にジョン・ダニエル氏は瓶詰のファインワインにこだわり続けました。テイスティングの結果、最高のバルクだけを使い、基準にもれたバルクはただ同然の値段で売り払うと言う、採算度外視の経営をしていたと言われています。しかし、彼が造ったワインはカリフォルニア州のワイン・コンテストでも1位を独占し、本場フランスでも高い評価を得るようになりました。販売や利益よりも伝統や歴史を守り抜くワイナリーでした。 また、ボトルに生産地の「ナパ」という名称と、生産した「年号」を入れたのもイングルヌックが最初でした。この栄光の時間は永遠に続くとは限りません。その裏には苦悩や挫折も存在しました。ジョン・ダニエル氏は病に倒れ、ワイナリーはとうとう巨大企業の単なる所有物として買収されてしまいました。 時は流れ・・・1975年ハリウッドの巨匠、フランシス・フォード・コッポラ氏がイングルヌックの洋館を買い取りました。イタリアの血が流れるコッポラ氏もナパでワインを作ることを決心し、ロバート・モンダビ氏に相談したところ、「もちろん、そうすべきです!」と勧められました。イングルヌックの創業者の名前を入れ、「ニーボム・コッポラ・エステート」が誕生しました。 78年には、ニーボム・コッポラ最高峰のワイン「ルビコン(赤い川)」が誕生しました。しかし、ニーボム・コッポラには「イングルヌック」というブランド名の所有権はなく、この名前を使うことはできません。コッポラ氏は昔ジョン・ダニエル氏が造っていたようなワインを再現しようと試みています。伝説のワイナリーはコッポラ氏によって復活しようとしています。 ここからやっと「レイル」のお話ができます(笑)。 オーナーのロビン・レイルさんは、上述のイングルヌック全盛期のオーナー兼ワインメーカー、ジョン・ダニエル氏の次女です。ロビン・レイルさんは、ロバート・モンダビ氏の秘書を務めたり、ハーラン・エステートのビル・ハーラン氏と「メリーヴェル」というベンチャーを立ち上げたりしましたが、亡き愛する父親の意志を何か形にできないかと考えていました。 当時カリフォルニアへの進出を企てていたボルドー右岸の名門ムエックス家は、ロバート・モンダビ氏のアドバイスを受け、レイルさんとのジョイント・ベンチャーを計画しました。父親から受け継いだナパヌック畑を所有するレイルさんは、クリスチャン・ムエックス氏と82年にドミナス・エステートを設立しました。 その後レイルさんは亡き愛する父親ジョン・ダニエル氏の意志を引き継ぐために94年にドミナスの持分をすべてムエックス側に売却し、「レイル・ヴィンヤード」を家族だけで設立しました。ナパの誇り高き一族の象徴であった父親の名前をつけた「ジョン・ダニエル・キュヴェ」という赤ワインを造りました。 レイルさんの夫は建築家で、ニーボム・コッポラの洋館の修復工事を担当しました。夫と2人の娘と義理の息子の5人でレイル・ヴィンヤーズを経営しています。 ワインメーカーは、「マーストン」「ヴィンヤード29」、そして2002年10月にはヘレン・ターリー女史の後を継ぎ、超カルトワインの1つ「ブライアント・ファミリー」とワインメーカーとしての契約を結んだ、現在ナパで人気&実力bPのフィリップ・メルカ氏です。両親から教わった「家族愛」を最も大切にするロビン・・ダニエル・レイルさん。ワインのラベルは「こまどり(ロビン)」です。 Lail John Daniel Cuvee Napa ★レイル ジョン・ダニエル・キュヴェ ナパ 2000 ¥7,875 深みのあるルビー色 プラム、ハーブ、スパイスの香り ![]() 非常に上品で柔らかな口当たり 熟したプラムのような果実味 しっかりしながらも、綺麗でスレンダーなタンニン 心地良い酸味 なぜかボルドー右岸のエレガントさや複雑味を思い起こさせます 生産量1400ケース 70%カベルネ、30%メルロー フレンチオーク(50%NEW)にて20ヶ月熟成 95年ヴィンテージがファースト・ヴィンテージで、現地でも入手困難 これまではほとんど日本市場で見かけることはありませんでした! 市場価格は10000〜12000円程度 酉年にちなんで、お年玉特別価格で・・・ 限定6本です! 「イングルヌック」の伝統を受け継ぐ「ニーボム・コッポラ」からは… Niebaum-Coppola Rubicon Napa ![]() ★ニーボム・コッポラ ルビコン ナパ 2000 ¥15,750 ナパ伝説のワイナリーを継承するフランシス・フォード・ コッポラ氏が作るコッポラ最高峰のワイン「ルビコン」 ワイナリー訪問時には非公開のルビコンの畑を見せていただきました! 眩しいばかりに輝く畑でした! 93%カベルネ、3%プティ・ヴェルド、2%メルロー、 2%フラン フレンチオーク(93%NEW)28ヶ月熟成 P91−93点 WS93点 限定2本 Niebaum-Coppola Cask Cabernet Napa ![]() ★ニーボム・コッポラ カスク カベルネ ナパ 1999 ¥9,450 「イングルヌック」の再現なるか? ジョン・ダニエル氏が作った偉大なカベルネへの挑戦 ワインメーカーはスコット・マグロード氏 ワイナリー訪問時に挨拶に来てくれました エステート・グローン100%カベルネ ラベルがコルク材で作られています 限定1本 Niebaum-Coppola Edizione Pennino Zinfandel Napa ★ニーボム・コッポラ エディジオーネ・ペニーノ ![]() ジンファンデル ナパ 2001 ¥6,300 ラベルには2つの風景が描かれています コッポラ氏のお爺さんペニーノが1905年に 「故郷のナポリから旅立つ時の風景」と旅立つ時の風景」と 「アメリカ・ニューヨークに到着した風景」 イタリアとアメリカを愛したペニーノお爺さんのためにコッポラ氏 が作ったエレガントな限定生産のジンファンデルです 当店への入荷は年に3本、多くても6本です 限定2本 Francis Coppola Claret Napa ★ フランシス・コッポラ クラレット 2002 ¥2,625 コッポラの定番 ダイアモンド・シリーズ バランスのとれた旨味のあるボルドー・スタイルです Francis Coppola Chardonnay Napa ☆ フランシス・コッポラ シャルドネ 2003 ¥2,257 コッポラの定番 ダイアモンド・シリーズ 樽香をおさえたエレガントなフレンチ・スタイルです スーパーマーケットやディスカウント店で「イングルヌック」というワインを見かけることがありますが、このワインはナパ伝説のワイナリー「イングルヌック」の名前を持つだけで、伝統を受け継いだワインではありません。 1940〜60年代前半に造られた全盛期の「イングルヌック」のワインは現在でも美味しく飲めるというレポートを読んだ事があります。 もしタイムマシンがあったら当時のナパに是非行ってみたいです。ジョンダニエル氏にも是非お会いしたいです。 《 おしらせ 》 カリフォルニア滞在10年以上、ナパを語らせたらこの人の左に並ぶ人はいても(笑)右に出る者はいない!という私の師匠、渡辺ケイさん。 彼女を実の娘のように思っているカリフォルニア・ワインの神様「グレース・ファミリー」のディック・グレース氏が、新潟県中越地震で被災した子供達のためにチャリティーをしています! 詳しくはこちらから・・・ http://www.vivacalwine.com/charity/ 編集後記・・・ 先週末の15日(土)に、お知り合いの○岸さん主催のワイン会に 補助講師(笑)として参加してきました。 テーマは「最低会費の最高カルト会」です。 14名で、お1人25000円(お食事&税込)の会費でした。 ワインを提供させていただいたのは【ビバ!山城屋】です。 さて、ワインは(ABC順)・・・ @Abreu Madrona Ranch Cabernet Napa 1995 P95 ABryant Family Pritchard Hill Cabernet Napa 1993 P97 BColgin Herb Lamb Cabernet Napa 1998 P90 CDalla Valle Maya Napa 2000 P91 WS94 DGrace Family Cabernet Napa 1991 EHarlan Estate Red Napa 1999 P92 WS97 そして補助講師の差し入れは・・・ FHL Cabernet Napa 1998 (ハーブ・ラム・ヴィンヤードの所有者が作る極少量品) 感想をワンコメントで・・・ @シルキーなボルドー! シャトー・マルゴーを美味しくした感じ A黒系の果実味 凝縮感とミルキー感 ちょっとラトゥールを彷彿 B山カベの特徴 引き締った、したたかな味わい まだ青いのか? Cめちゃくちゃ濃厚なのに口当たりは非常に柔らかい いつ頂点? Dグレート! ラフィット+オーブリオンって感じ 正当派の味わい Eパワーがあるのにエレガント! いい感じの甘味あるタンニン Fコルギンより濃く感じました さすが本家!なんと50ケース! さらに○岸さんは、ボリュー ジョルジュ・ド・ラトゥール1980、 ニュートン シャルドネ2001、ピーター・マイケル シャルドネ1997 などもご提供くださり、新年早々大変なワイン会になりました。 これだけ飲めたら、この会費はめちゃ安いでしょー! |
||
|
アドレス変更及び配信中止の際は下記までご連絡下さい |
||
|
|
|
|
WINE & LIQUOR SPOT Yamashiro-Ya |
|
| Copyright©2004 Yamashiroya all rights reserved. |