Cheers! California Wineチアーズ!カリフォルニアワイン |
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番外編! フランスからビオデナミ |
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いつもお世話になります。
カリフォルニアワイン以外をご紹介する(笑)、【番外編おすすめワイン】です!
昨年も【番外編おすすめワイン】で、私のワイン学校時代の同級生で、フランス・ロワールでビオ・ワインを造っている新井順子さんのワインをいくつかご紹介しましたが、新井さんおすすめのまたまたおもしろい?素敵なワインが届きましたのでご紹介したいと思います。
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《 Domaine de Chassorney シャソルネイ 》 |
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新井順子さんとは大の親友であり、ワイン作りではパートナーシップを組む、若手ビオデナミの第一人者、あのフレデリック・コサール氏自身のブランドが「ドメーヌ・ドゥ・シャソルネイ」です。
コサール氏はニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンで栽培者から直接買った葡萄のアッサンブラージュを担当していました。自身のワイン造りに大きな情熱を持っていたコサール氏は1996年サン・ロマン村でワイン醸造を始めました。「ドメーヌ・ドゥ・シャソルネイ」の誕生です。
デビューと同時に雑誌「フィガロ」に取り上げられ、本場パリのワイン通の間で密かなブームになったそうですが、今や「シャソルネイ」といえば日本でもブルゴーニュ・ファンの間では知らない人はいないほど。当然ですが、その人気ぶりは本国フランスではもっと凄いのです!パリの老舗デパート、ギャラリー・ラファイエットには等身大の彼の写真が大きく飾られ、今最も注目を浴びるパリのワインショップ、ラ・ヴィーニャには彼のワインコーナーが存在するほど。当然のごとくすぐにソールドアウトのようです。
コサール氏は小さくても自分の手で栽培から醸造まですべて手がけたいと思い続けていました。栽培方法、収穫方法、醸造方法すべて自己流とのことですが、100%本人のみが携るという非常に情熱的な造り手です。
コサール氏は1年中のほとんどを畑の中で働いています。土を耕すのもビオのカレンダーに忠実に馬を用いて行います。収穫は当然手で行いますが、上の部分と下の部分の糖度が乗らない葡萄は惜しげもなく捨て、本当に美味しい熟した葡萄のみを選びます。足踏みで潰しながら破砕し、発酵は天然酵母で一切補糖は行いません。もちろん二酸化硫黄は一切使用しません。同じサン・ロマン村で造られた焼きを指定した新樽で熟成、フィルターは基本的には使いません。
![]() ご紹介は、コサール氏が造った美味しい「ペティヤン」です!
法律上2気圧以下の微発泡酒がぺティヤンですが、これ、そのへんの
安いペティヤンとはぜんぜん違いまーす(失礼)・・・
Domaine de Chassorney
Chassornade
★シャソルネイ シャソルナード 2005 ¥4,410
シャソルネイのなかでも「サン・ロマン」はとびきり素晴らしい
白で、 このぺティヤンは2000年に植樹したサン・ロマンの葡萄です。 一切補糖なしの天然の泡を瓶に閉じ込めるのに
コルクは必要ないと考え、なんとレモナードの瓶を 採用しました。 ドメーヌ名とレモナードを掛け合わせ、「シャソルナード」と
可愛らしい名前をつけました・・・ オレンジがかった濃厚な色合い
オレンジ、マーマレードのドライな香り
やさしい泡なのですが、そのボリュームはもの凄い!
甘味(旨味)を感じながらも、甘ったるくはありません
したたかなパワー 最後はドライな余韻
くいくいいったら危険かも(笑)・・・
(栓がありますからご安心を)
「偉大な年」とも言われる2005年の、
シャソルネーのサン・ロマンの100%シャルドネ
もうこれは凄いぞー!楽しいぞー!
アルコール11,4度 残糖度58,9グラム
以下新井さんのコメントです・・・
「アルコール11,4度、残糖度58,9グラムは、日本に通関させる為の2006年11月8日の数値です。このワインは寝かせれば寝かせるほどしっかりとふくよかなボディになり、だんだん辛口になっていきます。とっても不思議なワインなのです。最初は葡萄ジュースを若干お酒にしたような飲みやすい、アペリティフにはこれっきゃない!というワインが徐々に時を経て、こんなポテンシャルが高かったんだ!と飲む度に感動せずにいられないペティヤンです。泡もどんどん強くなり、本家本元シャンパーニュも負けていられないぞ!という気にさせる味わいです。もうこのワインはたくさん買い込んで1年かけてゆっくり楽しんで下さい。1年といわず何年でも大丈夫ですけど!」
「シャソルナード」でお花見なんていかがでしょうか・・・
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《 Domaine des Bois Lucas ボワ・ルカ 》 |
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新井順子さんのお話はこちらから・・・ ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このワインを作っているのは日本人女性です。名前は、新井順子さん。
フランスの超一流の醸造家達が彼女が作ったワインに驚きの声を上げ、ワインの本場フランスの人々から今最も注目を浴びる日本人女性醸造家です。
実は私は新井さんとはお知り合いで・・・。
私が新井さんとお会いしたのは1992年。「体験セミナー」をご紹介した、日本ワインアカデミーで初めて彼女とお会いしました。当時すでにご自分でワイン・サロンを経営していた彼女がなぜワイン学校に通っていたのか、ちょっと不思議な感じでしたが、やはり彼女のテイスティング能力はクラスのなかでは飛び抜けていました。クラスどころか学校で1番!
現在日本のトップにいるソムリエさん達(た○き氏、し○や氏、さ○う氏、ま○やま氏、その他凄い方々・・・)ともこの頃すでにお付合いがあり、そんな凄い人達と一緒に新井さんはワインを勉強されていました。
それでもものたりなかったのか(笑えない)、96年新井さんはボルドー大学醸造学部に留学するためフランスへ移住。ここでも新井さんのテイスティングはトップだったようです(さすが!)。その後ボルドーからプロヴァンスにお引越し。この期間にフランスを廻り、たくさんの醸造家の方に出会い、たくさんの素晴らしいワインに出会ったようです。
98年に帰国。自由が丘にレストラン「メゾン・ド・オドゥール」を開店。ただワインを飲ませるだけではなくて、お料理とワインのマリアージュをきちんと意識した素敵なお店でした。セラーにはアンリ・ジャイエなんて凄いワインもありましたけど・・・。また、留学中に出会ったワインを日本に紹介するためにバイヤーとして活動し、コンサルティングの仕事も始めました。
そして転機が訪れます。
2001年2月にロワール地方トゥーレーヌのドメーヌ・クロ・ロッシュ・ブランシュという生産者が畑を売りに出しました。当主カトリーヌさんとすでに親交のあった新井さんの耳にも当然この話は入りました。新井さんの夢は「自分でワインを造る」ことでした。新井さんはすぐにフランスへ飛び立ちましたが、一足先に購入を名乗り出た方がいました。
縁がなかったとあきらめていた新井さんのもとに8月に1通のファックスが届きました。一足先に購入を名乗り出た方が購入できなくなり、「この畑にまだ興味がありますか?」という内容でした。
この畑を購入することができた彼女は、自由が丘のレストランを売却し、フランスへ旅立ちました。2001年9月のことです。
ロワール地方の大都市トゥールの東、マルイユ・シュル・シェールという小さな村にあるドメーヌ・クロ・ロッシュ・ブランシュはビオデナミ生産者として有名です。当主カトリーヌさんのお爺さんの時代から無農薬栽培を続けています。しかし、後継者がいなく、畑の1/3を売りに出したのでした。
いろいろな苦労を乗り越え、2002年ヴィンテージが新井さんの初めてのワインになりました。名前は「ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ」。葡萄畑に隣接する森林が「ルカの森(ボワ)」と呼ばれていたことから名づけました。
ワイン農法はもちろんビオデナミ。しかし、新井さんはがちがちのビオデナミ信者ではなかったようです。「この方法が正しいかどうか、実際に自分の手で実践してみたかったのです。何かと神がかった印象がありますが、本当は至ってシンプルです。基本は無農薬、これは当の然と言っても過言ではありません。それに月の満ち干の大きな力を利用するだけ。こんなに大きなパワーを利用しない手はないですよね。それもただですよ。」と語っています。
初代の醸造長はパスカル・ポテール氏。コンサルタントは自然派ワイン界の鬼才といわれるティエリ・ピュズラ氏。ティエリ・ピュズラ氏は、ロマネコンティの経営者の1人であり、ドメーヌ・プリューレ・ロックの当主でもある、アンリ・フレデリック・ロック氏ともプライベートなお付合いのある方です。
新井さんが所有する畑は8ha。うち、6haにガメイ(樹齢13〜15年)、カベルネ・フラン(樹齢30年)、ソーヴィニヨン・ブラン(樹齢60年)が植えられています。
今回ご紹介するのは、一番生産量が多い、3,5haのガメイから造られたスペシャル・キュヴェと、カトリーヌさんのお爺さんが1947年に植えた樹齢約60年のソーヴィニヨン・ブランです。
Domaine des Bois Lucas Cuvee KUNIKO Touraine
Rouge
★ボワ・ルカ キュヴェ・クニコ トゥーレーヌ ルージュ 2004 ¥3,150 残少
「クニコ」は新井さんのお母様の名前(邦子)です。
新井さんのわがまま(失礼)を陰からずーと見守り続けた優しいお母様です。
(お母様は残念ながら2004年に他界されました)
8ha中、3,53haがガメイです。
ガメイは「レ・カボティエ」と「ラ・ブロス」という畑に植えられています。
3年目のリリースとなる2004年ヴィンテージのガメイからは、
2種類のキュヴェが誕生しました。
また、今までヴァン・ド・ターブルでしたが、
2004年ヴィンテージから「AOC」を正式に認定されました。
![]() 「クニコ」は、「レ・カボティエ」だけからで仕込んだキュヴェの残りと、
「ラ・ブロス」のブレンドになります。
可能な限りワインの糖度を上げるように収穫して、
大きな木樽開放桶で発酵しました。
100%樽で熟成(ガメイの性格上新樽は使わない)
スミカルボニック(カルボニックを途中で止める)醸造
補糖せず、フィルターせず、二酸化硫黄添加せず・・・
黒い色素が多く見える紫色
ハーブ、スパイス、プラム、カシスの香り
口当りの優しさもありますが、どちらかといえば
アタックから濃縮した果実味が広がります
ほんとにしたたかなタンニン 長い余韻
これは「ガメイ」ではありません!
「ガメイ」の先入観を打ち消す味わいです!
濃厚なグルナッシュやピノ・ノワールを思わせます!
ALC13.35%
Domaine des Bois Lucas
Sauvignon Blanc Touraine
★ボワ・ルカ ソーヴィニヨン・ブラン トゥーレーヌ 2004 ¥2,940 残少
こちらは500ミリボトルになります!
カトリーヌさんのお爺さんが1947年に植えたソーヴィニヨン・ブランの
2,46haから生まれたワイン。収量はわずか15hl/ha。
500リットルのロワールの大御所、ブランシャール氏の新樽、1年樽、
![]() 2年樽、3年樽をブレンド。醸造中はSO2は当然無添加。
白ワインも3回目の醸造ですが、2004年は特にマロラクティックが
終了しなかったようです。残糖度8,7gまで待ってこれ以上酸化を
進められないと決心。本当に微量の2mgだけ添加して、2006年
6月15日(木)月が下がり逝く土の日にボトル詰めをしました。
「出来栄えは2002年とも2003年とも全く違った味わい」と新井
さんはコメントしていますが、フランスの市場では「重厚でまるでムル
ソーのようだ」と評価されたようです。
これに対して新井さんは「ドメーヌ・デ・ボワ・ルカの目指しているスタ
イルとは若干違うのです。もっと正確に申しますと、私の目指してい
る白のスタイルと違いました。」
エレガントで主張しなくてもしたたかさを備えた厚みのあるワイン。そ
んな新井さんの理想に近かったのは2003年だったようです。
「2004年は厚みのある骨組みのしっかりした味わいで、単純にとっ
ても美味しいのですが・・・。2003年のワインは今もデキャンターし
なくては飲めない閉じ方ですが、この2004年のワインは瓶からグラ
スに注いで直ぐに飲める状態なので、500mlのボトルも瓶詰めしま
した。」
フィルター及び補糖は一切行っていません。
最後にこんなコメントも・・・
「こんなにソーヴィニヨン・ブランの醸造が面白いなんて・・・。作るのと
想像とは大違いです。この品種のポテンシャルにすっかり魅せられま
した。もっともっと可能性がある品種なんだと・・・。」
グラスに注ぐと微泡が残ります。
ややもやけた中にしっかりとした黄色が見えます。
柑橘系果実やドライハーブの香りがあります。
口に含むと優しく果実香が広がりますが、その後が大変。
厚みのある、ボリュームいっぱいの味わいが広がります。
非常に長く、強烈なアフターテイスト。驚きです。
凄いソーヴィニヨン・ブランだと思います。
単にパワフルなだけではなく、自然の深みや優しさを持つ、
長期熟成可能な素晴らしいワインです。
セラーで、なければ冷蔵庫で保管してください。
初ヴィンテージの2002年ボア・ルカはフランスの一流評論誌から非常に高い評価を頂戴しました。しかし、新井さんが一番嬉しかったのは、あのフィリップ・パカレ氏からお褒めの言葉を頂戴したことのようです。
フィリップ・パカレ氏は、ビオデナミによりボジョレーを復活させたマルセル・ラピエールの甥っ子さんで、プリューレ・ロックで10年間醸造長を務め、天下のロマネコンティからの醸造長の誘いを断って独立したという、今やビオデナミの第一人者です。
フィリップ・パカレ氏は親友のティエリ・ピュズラ氏を訪ね、「お前んとこの近くに、すごいソーヴィニヨンを造った日本人の女性がいるぞ」と話したいいます。ボワ・ルカのコンサルタントをしていたティエリ・ピュズラ氏はこれを聞いて大笑いしたとのことです。「君はボワ・ルカを飲んだか?」というセリフが、フランスのワイン業界の挨拶文句になりました。
金額は全て税込価格です。
繊細なワインですので、配送はクール便をおすすめします!
(すいません・・・クール代は送料とは別途ご請求になります)
今回の文章及びコメントは、新井さんが書かれたファクト・シート及び、新井さんが出版された「ブドウ畑で長靴をはいて」という本を参考にさせていただきました。
「ブドウ畑で長靴をはいて」は、ワインとの出会い、ロワールでのワイン造りなど、新井さんのこれまでの人生を自らが語った本です!
集○社から、お値段は1900円です。みなさま、本屋さんで立ち読みせずに、ぜひ購入してくださいませ(笑)!
![]() 収穫を終えて、 ちょっとホッとする新井さん ビオデナミだから美味しいという理論はちょっと違うと思いますが、
偉大な生産者のビオ・ワインは自然の「したたかさ」や「強さ」をたしかに感じさせます・・・
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