若葉に

 

 

あなたを見つめるのは

勇気がいるの

 

木漏れ日よりもまぶしくて

5月の風よりも

やさしくて

涙があふれそうになるから

 

未来へ向かう若葉たちに

微笑む振りして

つないだ手に

想いをこめ

「すき!」って

こころがさけんだの

 

あなたは木々を見上げ

大きく息を吸ったあと

力いっぱい

握り返してくれた

 

かわす言葉はないけれど

見つめる瞳もないけれど

同じ想いでいてくれた

昼下がり