おなじみ長屋に住む八五郎。
短気で喧嘩っ早く、人のいうことをまともに聴いてません。
あるとき、女房、母親に腹を立て
離縁状を叩き付けてやろうと、横丁のご隠居に
相談にやってまいります。
ご隠居は、八五郎の話を聞くと、
あまりの無頓着さに呆れ返り、
有名な心学者の「紅ら坊なまる先生」を紹介するから
そこへ行って、10のうち1つでもいいから覚えてきなさい
と、たしなめます。
八五郎、いやいやながらもなまる先生に会いに行くと、
ご説法が始まりますが、例の如くまともには
聴いてない彼のことですから、
どうも会話がかみ合いません。
シックハックした挙げ句、なんとかわかりやすく
話を進めた紅ら坊先生、
「おわかりになられたか?」
と、問うと、八五郎にこやかに
「すっかり飲み込んじまった」と、
胸をたたいてかえります。
せっかくのご説法を、どこかで生かさない手はないと
考えた八五郎。
同じ長屋に住む、熊五郎のもとへと飛んでいき、
そこで見よう見まねの妙なご説法が始まるのです。
意表を突かれ、
何がなんだか訳のわからないくま五郎。
それでも、「心学者」になりきってしまった八五郎は
得意になって話します。
さてさて・・・・結末はいかに?
|