<天災>

な、なんと金魚のデビュー落語でございます。
演じる前、師匠には、
「いきなりこんな噺をするやつはいない。
おまえさんはよっぽど粗忽なやつだねえ」
と誉められ(?)ましたが、
はじめてきいた落語のテープがこれで(^^;)
おもしろい!と思ったもので
めげずにやってしまいましたのじゃ。
でも、たしかにこれをやるのは無謀でした。

おなじみ長屋に住む八五郎。
短気で喧嘩っ早く、人のいうことをまともに聴いてません。
あるとき、女房、母親に腹を立て
離縁状を叩き付けてやろうと、横丁のご隠居に
相談にやってまいります。
ご隠居は、八五郎の話を聞くと、
あまりの無頓着さに呆れ返り、
有名な心学者の「紅ら坊なまる先生」を紹介するから
そこへ行って、10のうち1つでもいいから覚えてきなさい
と、たしなめます。
八五郎、いやいやながらもなまる先生に会いに行くと、
ご説法が始まりますが、例の如くまともには
聴いてない彼のことですから、
どうも会話がかみ合いません。
シックハックした挙げ句、なんとかわかりやすく
話を進めた紅ら坊先生、
「おわかりになられたか?」
と、問うと、八五郎にこやかに
「すっかり飲み込んじまった」と、
胸をたたいてかえります。
せっかくのご説法を、どこかで生かさない手はないと
考えた八五郎。
同じ長屋に住む、熊五郎のもとへと飛んでいき、
そこで見よう見まねの妙なご説法が始まるのです。
意表を突かれ、
何がなんだか訳のわからないくま五郎。
それでも、「心学者」になりきってしまった八五郎は
得意になって話します。
さてさて・・・・結末はいかに?