<つる>

三遊亭楽春師匠に教えていただいたネタでございます。
つるという名前の由来話。
そそっかしい八五郎の得意げな話しぶりがポイントなのですが、
はてさて、うまくできるでしょうか?


いつものようにご隠居のところであぶらを売ろうと
やってきた八五郎。
ふっと、ご隠居の趣味である掛け軸に目をやると
そこには鶴の絵が・・・
「日本人っていうのは、何で鶴が好きなんですかね?」
「そりゃ、おまえさんとは違って鶴は日本を代表する鳥だ。
美しさとか優雅さとか、それに生涯浮気をしないで
添い遂げるという立派な鳥だから」
と、言われ、なーるほどとうなづいたものの、
「じゃあ、なんだって、そんな立派な鳥が、
“つる”なんてすべってころびそうな
へんてこな名前がついてるんですか?」と、八五郎。
一瞬、たじろいだものの、そこは気転の聞くご隠居。
とっさの思いつきで、鶴の名前の由来話をはじめます。
その話にすっかり感心しきった八五郎は、
「どっかでこの話をしちゃいけないよ」と
釘をさされたのにもかかわらず
さっそく、桶屋のたけちゃんに、自慢してやろうと
勢い込んで乗り込みますが、
どうも、肝心なところをいい間違えて・・・