10/9 vol.3

*悲しいほどお天気*

まず、このタイトルがすき。
憎い表現だよね。
アルバムのタイトルにもなったけど、
このジャケットのユーミンは
一番飾りがなくて、自然だし(メイクも?)いいなあ。

歌の中身は、
‘美大で絵を描いていた仲間たちが
みんな同じ道を歩んで生きてると思っていたのに
やがてそれぞれの道があることに気づき
千々に散っていく。
そしてまた、時間という魔力が
その隔たりを大きく刻んでしまう。
ある物は、大成して立派な個展を開いていたりして・・・
けれど、臆病だった自分は
何にチャレンジすることもなく、平凡に人生を送っている’
というもの。

非凡な人生を送っているユーミンが、
絶対主人公だとは思えない内容だけに
そのギャップが面白いなあとおもうのだ。
でも、もしかしたら・・・
ユーミンの中にも
「画家になりたかった」という思いがあったのだろうか?
シンガーソングライターのユーミンではなく
「画家ユーミン」として大成したかったという思い・・・
どこかにあったんじゃないだろうか?

確かに絵描きとしては、世には知られていないし、
よくは知らないけど、彼女にそっち方面での才能が
はたして、あるのかないのか・・・?
意地の悪い味方をすると、
絵を描く才能が、人並み以上にないことに気づいたから
その分のエネルギーを
おもいっきり歌に注ぎ込んだのかもしれない

だとすれば・・・
もし、歌の内容と同じように
ある日、突然
机・・・ではなく、キャンバスを並べてた同級生の
個展の案内が舞込んだら、
驚きと同時に、喜ばしいことではあるけど、
絶対、手放しじゃあ喜べない。
その道を選ばなかった勇気の無さとか
あるいは選べなかった才能の無さを
改めて証明されちゃうような瞬間だもの。
だから
‘悲しいほどお天気’
の心境だよね。

この推理、どうだろうか?・・・
ぜーーんぜんはずれてたりして・・・ね。
でも、こういうことってあるかも
きっと誰にもね・・・