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vol.8
*最後の春休み*
この季節になると唄いたくなってくる曲。
高校の卒業のころとオーバーラップしてしまうからかなあ?
当時、私があこがれてた君は、
一度も同じクラスになったことないし、
クラブ活動も、こっちは文科系、あちらは体育系と、
まるで接点なし。
だから、めったにお目にもかかれず、
通学の電車の中とか、
たまに廊下で、偶然すれ違うくらい。
ほんとは、自分の存在を知ってもらいたいから
にっこりと微笑んでいたいのに
思わず顔を伏せてしまって
大事なチャンスを逃したりして・・・・
まず、この胸の思いが届くことはなかったなあ。
ところが、
たまたま選択科目の授業で
あこがれの君と同じクラスになれた時の驚きと喜び。
学校に行く楽しみは、クラブ活動を除けば、
その一点に集約されてしまったっけ。
週に1時間だけの貴重な時間。
待ち遠しくて、待ち遠しくて・・・
そのくせ、その時間が来るとやけに緊張してしまって
出席をとるところから、すっごくドキドキしてた。
彼の「はい」という声をまともに聞いたためしがなかったもの。
もちろん授業だって、身が入らない。
同じ空間に、彼がいると思うと
息をするのも気を使うくらい。
今思うと、すっごく「純」だったのねえ・・・
それでも、
高校最後のバレンタインデイに勇気を奮い起こして
告白したけれど、結局見事にフラレてしまった・・・(^^;)
卒業してからも、しばらくは、未練がましく
どこかの街中で、偶然会えるんじゃないかしらとかって、
期待してて・・・
で、あるところでばったり会えたんだけど、
無視されてしまったの・・・ぐすん。
それでまたひどく傷ついた私。
そんないたいたしいころの自分が、
この曲の主人公とダブっちゃうんだろうね。
ただでさえ条件悪い上に、目立たなかった私が、
人気者の彼のハートを射止めるのは
難しかったものね。
主人公の想いがよく分かるなあ。
いまじゃあ、「あの純な私は、どこ?」
って見る影もない感じだけど、
肥やしになってますなあ。あの経験・・・ホント。
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