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| 赤い蝋燭と人魚 | |||||||||||||||||||||||||
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人間はこの世界で一番やさしい。 そう信じた北の海に住む人魚が、生まれてくる子どもの幸せを願い、人間に託そうと考えた。 遥か彼方の海岸に火影が見える。 人魚は海岸に向かった。 その海岸には小さな町があった。 その町の一角に、小さな蝋燭を売る店があり、老夫婦が細々と商いを営んでいた。 町人や漁師が山の上のお宮に参詣する際、そこで蝋燭を買った。 お宮に灯された蝋燭の火影は、遠い海からも見えた。 月のいい晩に、お宮への石段で泣いている赤ん坊を、神様からの授かりものとして、人魚と知りつつ育てる決心をする老夫婦。 やがて美しく育った娘は老夫婦を助け、蝋燭に絵を描くようになるのだが・・・。 はたして人間は最後まで信じられるのだろうか? 日本児童文学界の巨星、小川未明氏の本作品は大正10年の刊行。 |
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