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絵本題名 作・訳 ページ 出版社 出版
128 魔笛 那須田 淳 ミヒャエル・ゾーヴァ 55 講談社 2002.6.25
魔 笛
絵本、魔笛 モーツァルトの歌劇、「魔笛」の舞台美術を手がけたミヒャエル・ゾーヴァの原画を元に、再構成した珍しいオペラ絵本です。
「魔笛」はオペラの中でも難解だとされています。
それは展開の二面性にあります。
最初、王子は夜の女王から娘のバミーナ姫の救出を頼まれます。
姫をさらった太陽の司祭ザラストロは、今は亡き夫の太陽の王から魔力をも奪ったというのです。
ところが物語が進行すると、どちらが善か悪かわからなくなってきます。
つまり、ザラストロは、気まぐれ、嫉妬、物欲の化身となった夜の女王から娘を救い、叡智の神の名において人心を惑わす女王の呪いを解かなくてはならない、というのです。
あとがきで作者が指摘していますが、この善悪の逆転と二面性に「魔笛」の主要テーマがあるというのです。
ちょっと難しい絵本ですが、そのテーマを見つけてみてはいかがでしょうか。
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