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絵本題名 作・訳 ページ 出版社 出版
169 ペンキや 梨木香歩 出久根育 47 理論社 2002.12
ペンキや
塗装店でペンキや見習いとして働く、しんや。
ペンキ塗りは見た目よりずっと難しい仕事でした。
お客の注文どおりの色を出すのにとても苦労します。
ブルーグレイといわれても、「緑が入っている」とか「赤っぽい」とか「もっと寒々とした透き通った色に」とか、なかなか気に入ってもらえません。
しんやのお父さんもペンキ塗りでしたが、しんやを見ることもなく、フランスでなくなったそうです。
お墓には『不世出のペンキやここにねむる』と書いてあるそうです。
しんやも決心してフランスに行ってみることにしました。
船で働きながら、空の色や海の色が変化していくのを見るのが楽しみでした。
ある霧の立ちこめた日、しんやの前に一人の女の人が現れます。
「いつかこの船を、ユトリロの白で塗ってほしい」とたのむのです。
ユトリロの白ってどんな色なのでしょうか? 
しんやの生涯の物語が語られていき、最後にその色の秘密が明らかにされます。
ヨーロッパの香りと色彩が感じられる、味わい深い作品です。
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