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絵本題名 作・訳 ページ 出版社 出版
176 せかいいち うつくしい ぼくの村 小林 豊 小林 豊 41 ポプラ社 1995.12
せかいいち うつくしぼくの村
すもも、さくら、なし、ピスタチオ。
そんな花々が咲き乱れる春。
夏にはそのふとった実をみんなでもぎ取ります。
村中に甘い香りが満ち溢れる取り入れの楽しい季節です。
ヤモは取り入れた果物をロバに乗せ、とうさんを手伝って町に売りに行くことになりました。
村の季節の情景や町に向かう道の向こうにそびえる山々。
そして町の市場のにぎやかな様子が実際にこんな町や村を訪れた作者の絵筆で、淡いトーンを基調に美しく描かれています。
親子は果物を全部売った代金で子羊を買って村に戻ってきます。
とても夕日が美しい。
ただ、ヤモの兄さんが戦争に行っていることが初めに書かれていて、美しさの底に黒い流れがあるのです。
最後にそれが表に現れます。
冬にはもうヤモの村は戦争で破壊され、なくなってしまったのです。
アフガニスタンの内戦が一日も早く終わり、国外に非難した人々がこの世界一美しい村へ再び戻ってこれるように、作者と一緒に願わずにはいられません。
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