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「ぼくが まだ小さかったころ 空を飛んだことがあります。」 こんな作者の書き出しで始まる絵本です。 ぼくはからだがフワリと浮いて、大きな自由を手に入れたうれしさでいっぱになりました。 でもそれはそのとき限りで、二度と飛ぶことはなかったそうです。 ぼくが重くなったせいかもしれないって書いてあるのですが、ぼくが大人になってしまったせいとも読めそうです。 子どもの想像力は何でも起こりうるのだと思います。 絵のタッチがとてもソフトでやさしくて、これならフワリと空に浮かび上がって飛んでいけそうです。 雲に向かって飛んでいくぼくの姿が自然に感じられます。 よく、飛行機に乗って雲の上に出たとき、日の光を浴びた真っ白な雲海に乗ることができるように思えるのですが、きっと子どもだったら一度くらい本当にできるのかもしれませんね。 |
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