温泉用語の基礎知識

項目名 写真など 感想、解説、そのほか
大滝乃湯
〔おおたきのゆ〕
(草津温泉)
@ 草津の日帰り温泉施設のひとつ。
A 源泉は「煮川源泉」で、基本的には湯の花が少ない透明なお湯です。
B 少ないとはいえ、そこはやっぱり湯畑と同様、配湯管にはもちろん湯の花がたまります。
C これを掃除する日は、大滝乃湯が一気に白濁湯に変わります。
D そーすると、給湯口には流れ出る白濁湯を奪い合うほほえましい光景が展開されるそうで…(^^;)
E 広い内湯と露天風呂があり、露天風呂からは名前の由来である湯滝が眺められますが、人工の滝ですからねぇ…
F その他、地下には「合わせ湯」という「ぬるめ」から「かなり熱い」まで、段階的に温度調整された湯船が並んでいます。
G 合わせ湯は混浴ですが、女性専用タイムもありますので、一度は挑戦するのも良いかと。
◎金島温泉
〔かなしまおんせん〕
@ 渋川市にある温泉。温泉とはいえ、旅館があるわけではなく日帰り温泉施設が一件あるだけです。
A もともとは渋川市の平成クリエイトという会社の福利厚生施設とのことですが、市内や一般にも広く開放されています。(もちろん、一般はちと高めに設定されています。)
B ナトリウム・カルシウム-塩化物泉ですが、鉄分も含まれていて湯船の縁は赤茶色に染まっています。
C 灰緑色〜褐色の濁り湯に橙褐色の湯の花が舞っている、近所の伊香保とも似ているようで似ていない独特のお湯です。
D 源泉温度が33℃と低いことから加温されていますが、加水循環無しの新鮮なお湯がかけ流されています。
E いわゆる「循環」はされていませんが、温度を一定に保つために浴槽内のお湯を一部ボイラーで再加熱しており、そのこともきっちりと公開されています。
F 渋川伊香保インターから四万、草津、万座方面に向かう途中にありますので、途中で立ち寄るのも良いかと思います。
上之湯
〔かみのゆ〕
(四万温泉)
@ 四万温泉 山口地区にある共同湯。
A 四万の共同湯のなかでは、もっとも「これといった特徴が無い」ためか、割と空いていることが多いですが…
B 広くて綺麗な内湯です。浴槽は二つあり「熱い」と「けっこう熱い」に分かれますが、それほど変わらない気もします…
C 道路は狭いし、駐車場もないので、山口地区以外に泊まっている人はちょっとした散歩が必要です。
D 四万川の対岸には「山口露天風呂」もありますので、両方をセットで訪れるのも良いかと思います。
E 開放時間は9:00〜15:00。無料で開放されていますが、維持のための寸志は入れておきたいところです。
河原の湯
〔かわらのゆ〕
(四万温泉)
@ 四万川と新湯川の合流点に建つ共同湯。
A 独自源泉かけ流しのお風呂で、四万温泉でもっとも効能が高いとも言われています。
B 道路から見ると、「公衆便所」に見えなくも無い建物ですが…(^^;)
C バス停前でもあり、四万温泉でも最も人通りの多い場所ですが、意外と空いていたりすることも多いです。
D 石造りの浴槽は綺麗で、暗めの室内もあって落ち着いた入浴が楽しめます。
E が、かなり熱いです…。
F 四万温泉を訪れたなら、一度は試してみることをお勧めします。
G 開放時間は9:00〜15:00です。
◎川原湯温泉
〔からわゆおんせん
@ 今となってはダムに沈むことを観光資源としている温泉地。
A なので、施設の改築等は望むすべもなく、必然的に「古きよき温泉街の風情」が残るという表現もできる訳で…
B 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉の、僅かに硫黄臭のある、ほのかに白濁した温泉を基本としています。
C 源泉温度は高く、温泉卵を作ることも可能です。
D 平成22年には、この温泉街・吾妻渓谷もろとも湖底に沈む運命が待っているわけですので、この温泉を楽しめる期間もあと僅か…
草津温泉
〔くさつおんせん〕
@ 東の大関「上州草津の湯」。何しろ、全国の温泉湧出量の1%はここで湧き出ているという…
A 白根山の活動によって、伏流水が加熱されて湧出している温泉で、いわゆる「硫黄泉」と呼ばれる卵の腐った香りが漂う温泉です。
B 万代鉱源泉を除く、ほとんどの源泉は泉質は「酸性含硫黄-アルミニウム-硫酸塩-塩化物泉(酸性低張性高温泉)」。
C 1円玉が一週間で完全に溶ける、というpH2.0の酸性湯です。
D 草津温泉というと、硫黄の香りというイメージが強く、「湯の花豊富な白濁湯」という先入観もありますが、
E 実際、草津の源泉はほぼ無色透明です。同じ白根山の反対側に位置する万座温泉はかなり濃い白濁湯ですけど…これは、白根山の岩盤組成が草津側と万座側で異なるためです。
F その少ない湯の花をさらに湯畑で沈殿させるので、湯畑源泉などは、ほぼ無色です。
G 毎分3万7千リットルという国内有数の自噴温泉であり、またその強酸性ゆえ、基本的に全てのお風呂が「源泉かけ流し」であります。
H もっとも、このお湯で循環なんてやったら、瞬殺で壊れることでしょう…
草津ハップ
〔くさつはっぷ〕
@ いちやく有名になった「白骨温泉の素」
A 基本的には完全化学合成品なんで、草津とはなんの関係も無いシロモノですが…
B 草津の成分を参考に、草津の雰囲気を再現するための浴用剤とはいいますが…
C これを入れるとお湯は真っ白の白濁湯になります。
D けど、草津のお湯は基本的には透明ですから…
E 銭湯なんかのサービスとして使っていたところもあるそうですが、こちらは「前向き」な使い方。
F だいたいが、お土産用のボトルだけでなく、「業務用タンク」があること自体、いったいどれだけの「人工温泉」に使われていたことやら…
御夢想之湯
〔ごむそうのゆ〕
(四万温泉)
@ 日向見薬師堂の脇にある共同湯。
A この場で碓井貞光が、夢枕に立った童子に4万の病を癒す霊泉を授けられたことが四万温泉の始まりと言われています。
B 旅行ガイドの写真はたいてい雰囲気抜群の浴槽写真ですので、室内から予想する建物の外見は「赴きある木造」ですが…
C 実際は、町の公民館のような地味な建物 なので、先入観を持って探すと見つからなかったり…(^^;)
D 2006年に改築され、木造の立派な建物に生まれ変わりました。
E 中心街から1km以上、温泉口からは4km近くありますので、川と緑を見ながらゆっくり散歩して訪れるのが良いかと思います。
F 日向見地区は、四万温泉の他の地区と泉質が異なり「カルシウム-硫酸塩泉」、いわゆる「石膏泉」となっています。
G 開放時間は9:00〜15:00です。
西の河原露天風呂
〔さいのかわらろてんぶろ〕
(草津温泉)
@ 西の河原の奥に位置する、巨大露天風呂。
A なお、西の河原にありますが、源泉は西の河原源泉ではなく、万代鉱源泉だったりします。
B 浸かれば、水平線が見えるんじゃないだろーか、と思うぐらいの広い露天風呂ですので、開放感は抜群です。
C というより、壁沿いでないと落ち着かない気も…(^^;)
D これだけ巨大なら泳ぎでもあるってもんですが、いかんせん草津のお湯、しかも万代鉱源泉ですので下手に泳いで目に入ったら地獄が見えます(>_<)
E なので、泳いでいる人はほとんど見かけません(^^;)
◎猿ヶ京温泉
〔さるがきょうおんせん〕
@ 人造湖である赤谷湖畔に位置する温泉街。
A ってことは、もちろん元の猿ヶ京温泉は赤谷川沿いにあった訳で、源泉・旅館もろとも相俣ダムによって赤谷湖の湖底に沈んだのであります。
B 従来、各旅館が持っていた独自源泉の保証として群馬県が掘削したのが、現在の共同源泉となっています。
C 泉質はナトリウム・カルシウムム-硫酸塩泉、いわゆる食塩-石膏泉ですから、柔らかく温まるお湯です。
D 川原湯も同じような展開になるんでしょうか?
◎沢渡温泉
〔さわたりおんせん〕
@ 800年ほど前から自然湧出していると言われている温泉で、木曾義仲なども疲れを癒したと言われています。
A ほのかに硫黄臭のするカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉で、硫黄臭はありますが火山性ではなく、深層地下水型温泉です。
B 「一浴 玉の肌」と称されており、昔から草津で湯治した後の仕上げ湯としても使われていました。
C 車で草津に行くのであれば、帰りに立ち寄るのも良いかと思います。
地蔵の湯
〔じぞうのゆ〕
(草津温泉)
@ 草津の源泉の一つ。地蔵通りにあり、名前の由来である地蔵堂の足元から湧いています。
A 共同湯の中でもっとも古い建物だったのですが、2006年4月に全面改築され、巨大な建物に生まれ変わりました。
B ここは、昔ながらの時間湯も行われています。
C 建物脇の源泉から湧いているお湯をそのまま浴槽に導いているだけあって、熱いことこの上無し。
D しかし、旅館の浴場とは違って「フレッシュ」なお湯の感触を心行くまで楽しむことができます。
D 草津の共同湯の中でも、根強いファンが多い共同湯のひとつです。
◎渋・湯田中温泉
〔しぶ・ゆだなかおんせん〕
@ 信州は長野・善光寺と、上州は草津を結ぶ草津街道沿いに位置する温泉で、隣接する渋温泉、湯田中温泉と穂波、星川、安代温泉を合わせて「湯田中・渋温泉郷」と呼ばれます。
A 開湯は1300年前と言われていますが、湯治場として発展したのは江戸時代頃からとなります。
B 狭い地域ですが、硫酸塩化物泉、カルシウム泉、含石膏食塩泉、単純泉等さまざまな泉質が湧いていて、一軒の旅館内でも様々な泉質を楽しむことが出来ます。
C 渋温泉には9箇所の外湯があり、宿泊客は湯めぐり手ぬぐい片手に、浴衣で湯めぐりを楽しむことができます。
D 湯田中温泉でも、宿泊客は湯田中大湯に入ることが出来ます。湯田中大湯は「東の湯田中、西の道後」とまで言われた共同湯です。
四万温泉
〔しまおんせん〕
@ 昭和29年に日本ではじめての「国民温泉保養地」指定を受けた温泉地。
A しかし、大手資本を受け入れなかったため、妙な乱開発を受けることなく「湯治場」ののんびりした雰囲気が今に残ります。
B 四万川(新湯川)に沿って点在する温泉地で、大きく分けて「日向見」「ゆずりは」「新湯」「山口」「温泉口」の地区に別れています。
C 基本的には「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉」ですが、場所によってはカルシウム-硫酸塩泉だったり、アルカリ性単純泉だったりと、微妙に違っています。
D また、あちこちに源泉が湧いていることから、自家源泉を持つ旅館も多く、旅館ごとに微妙に異なった温泉が楽しめますし、多数の浴槽があったり、部屋のお風呂も源泉かけ流しだったりと、一館で温泉巡りも楽しめます。
E 源泉温度が場所によってことなりますので、そのまま浴槽に投入していたり、湧き水で加水したり、川底から湧く源泉をそのまま空気にさらすことなく寝かせて冷ましたり、加温したり…とさまざまですので、こだわる方は事前に宿の温泉利用状況を調べるのも良いかと思います。
F 温まる上に湯冷めしにくく、飲泉すれば胃腸にも良いという、ゆったりのんびりするのに最適な温泉です。
G 四万のお湯は、雨水が浸透し、地下で加熱されて湧き上がってくる非火山性の温泉で、湧き上がって来るまでに50年以上を要します。
白旗の湯
〔しらはたのゆ〕
(草津温泉)
@ 草津で最も観光客の多い共同湯。
A でもって、最も「判りやすい」場所に位置しています。
B 湯畑の脇にありますが、源泉は白旗源泉で、湯畑源泉ではありません。白旗源泉は湯畑側から見て左奥にあります。
C 元々は「御坐の湯」と言いましたが、源頼朝が入浴したという伝説にちなんで明治30年に白旗の湯と改名されました。
D 本来の泉質は「酸性含硫黄-アルミニウム-硫酸塩-塩化物泉」ですが、白旗源泉には観光客が、水を見た脊髄反射でがんがんコインを投げ込んでいますので…
E 「酸性含硫黄-アルミニウム-ニッケル-銅-硫酸塩-塩化物泉」とかになっていないか心配…(^^;)
F ここは、「熱いの」と「それほど熱くないの」の二つの温泉があります。
G 白旗の湯には「コインロッカー」も設置されていますので、チェックアウト前後の湯巡りの起点にするのが良いかと思われます。
◎白浜温泉
〔しらはまおんせん〕
@ 有馬、道後と並んで「日本三台古湯」と言われ、1300年あまりの歴史を持つ温泉地です。
A 多数の源泉があり、それぞれ微妙に成分や温度が異なっていますが、海岸近くということもあり、基本的にはナトリウム-塩化物泉(食塩泉)です。しかも、高張泉なので、成分が濃いのが特徴です。
B 高張泉ということで、入浴しても指がふやけることはなく、逆に身体の水分もって行かれますので、湯めぐりすると喉が渇きます。
C 源泉温度はだいたい60〜80℃ぐらいありますので、基本的に浴槽は熱いです。なので、共同湯などについてもある程度の加水をしたうえで掛け流しにしているようです。
◎新中之条温泉
〔しんなかのじょうおんせん〕
@ 中之条市にある温泉。
A アルカリ性単純泉で、源泉温度が33℃と低いことから加温されていますが、肌触りのやわらかい新鮮なお湯が、加水循環消毒剤無しでかけ流されています。
B 新中之条温泉といいつつ、施設は旅館が一件のみ。そして、併設されている浴室が「観音の湯」として日帰り入浴施設となっています。
C 残念ながら平成19年5月末で閉鎖となってしまうとのことです。
千代の湯
〔ちよのゆ〕
(草津温泉)
@ 草津の共同湯のひとつで、湯畑源泉が引かれています。
A 湯畑から大阪屋さんに向かう滝下通りにあり、観光客でも入りやすい雰囲気があります。
B 本来、お湯は熱いはずですが、観光客が絶え間なく入浴していることが多いので、気持ちよく温めのことも多いです。
C ベンチと飲水用湧き水もありますので、共同湯めぐりの待ち合わせ場所として便利です。
◎十勝川温泉
〔とかちがわおんせん〕
@ 世界的に珍しい植物性モール温泉で北海道遺産に認定されています。
A とは言いますが、実際、東京近郊に出る「黒湯」と似た泉質ですので、区内の古い温泉銭湯のお湯と入浴感は似たようなものだったりします。
B 温泉成分的には「単純泉」や「塩化物泉」ですが、溶け込んだ植物質のおかげで柔らかな肌触りと、華やかな香りを持つ温泉となっています。
C 見た目も入浴感も独特ですが、泉質的には「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」としか表記されなかったりします。
◎南紀勝浦温泉
〔なんきかつうらおんせん〕
@ 紀伊半島先端付近に存在する温泉で、基本的には含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉が豊富に湧き出ています。
A 島ひとつが敷地の「中の島」や、半島ひとつが敷地の「浦島」など、大型ホテルが建っていますが、豊富な湯量を誇りますので、これら大型ホテルでも掛け流しのお湯があふれています。
B 熊野古道の玄関口にもなっていますが、旅館は街から離れていますのでツアー客は勝浦港からバス移動が多く、駅前自体の活気がちょっと少なかったり…
C 大阪からはJR西日本が、名古屋からはJR東海が特急列車を走らせています。
D その昔は、東京発紀伊勝浦行きのブルートレイン「紀伊」も走っていました。
煮川の湯
〔にかわのゆ〕
(草津温泉)
@ 「にいがわのゆ」と読む場合もあるようで…
A 源泉は「煮川源泉」草津の街中としてはもっとも下流側にある源泉で、共同湯のほかには大滝乃湯に引かれているのみとなっています。
B ここもすぐ脇で源泉が湧いていますが、地蔵源泉のように開放されてなく、ドームで覆われていますので湧出を見ることは出来ません。
C 共同湯の中では最も「熱い」と言われており、根強いファンが多い共同湯です。だいたいが名前の由来が「皮が煮える」ですから…
D 成分分析的には、湯畑や地蔵よりも下流に位置する分、溶存成分が少ないのですが、まあ、実感できるほどの差は無いです。
熱の湯
〔ねつのゆ〕
(草津温泉)
@ 「草津よいとーこー一度はーおいでぇ♪」の湯もみショーを見ることが出来ます。
A 開演時間はチェックイン直後と、朝食前あたり、という絶妙な時間設定です。
B 昔はここも共同浴場でした。
C ちなみに、湯畑のすぐわきにありますが、源泉は「熱の湯」という独自源泉で、ここでしか使われていないため、有名かつ入浴できない源泉となっています。
登別温泉
〔のぼりべつおんせん〕
@ 「いーい湯だな♪あははん♪」でもおなじみの登別温泉ですが、火山性の温泉で、火口跡である地獄谷や、大湯沼など、36箇所の源泉から一日あたり1万トンの湧出量を誇ります。
A 湧出量だけでなく、この地区だけで泉質が11種類も湧き出しているという全国でも有数の温泉地です。
B 元々はアイヌ語の「ヌプルベツ」。「白く濁った川」という意味です。
C その泉質の豊富さゆえ、各旅館には数種類から数十種類の浴槽が配置され、様々な泉質をひとつの浴場で楽しむことができます。
D 主なところでは「酸性-含硫黄硫酸塩泉」「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」「酸性-含硫黄・鉄(U)-硫酸塩泉」など…
E 湯めぐりが好きな人でも、宿泊先の他に1軒も立ち寄ればおなか一杯になることでしょう…それどころか、うかうかしていると宿泊先の風呂すら全制覇出来なかったり…
日の出湯
〔ひのでゆ〕
(湯の川温泉)
@ 函館 湯の川温泉にある共同湯のひとつ。
A 共同湯というか、銭湯。
B 濃くて熱い湯の川温泉がかけ流されているので、浴槽は罰ゲームかと思うほど熱いし、
C 析出した温泉成分が、もとの湯船の形が判らなくぐらい堆積しているという、風情たっぷりのお風呂です。
D とはいえ、熱い…というより痛い。
E 常連さんたちは、ちょっと浸かって、そのあとは床に転がっています。それでも十分にあたたまるそうで…
F ただでさえ熱いのに、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉ですから、湯冷めしないことこの上なし。
◎万座温泉
〔まんざおんせん〕
@ 草津と同様、白根山を源とする温泉。
A 同じ火山が元ではありますが、地下水が通ってくる地層が異なるため、草津が酸性含硫黄-アルミニウム-硫酸塩-塩化物泉(酸性低張性高温泉)」の湯の花が少ない透明な温泉なのに対し、万座の代表的な源泉「姥湯源泉」では含硫黄-ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩-塩化物泉で、湯の花の多い乳白色の温泉となっています。
B 源泉温度が70〜80℃と高いので、たいていの旅館では加水がされていますが、それでも水面ぎりぎりまで持ってきた手が見えなくぐらいの濁り湯です。
C 姥苦湯、鈴湯、ラジウム北光泉など、狭い地域に多種多様な源泉があり、その数は27種類とも言われています。
D 何しろ、強烈な硫黄泉ですから、一回ぐらいの洗濯では下着について匂いが抜けないと言う…
饅頭爆弾
〔まんじゅうばくだん〕
(草津温泉)
@ そこかしこで「有名な」饅頭屋。
A 天下の公道を占拠し、あたりかまわず無差別に饅頭を配りまくる。
B それだけなら、まあ営業活動と見ることもできなくはないですが…
C ついでに、お茶もくれる。(;゚∀゚)ノ旦~ オチャドーゾ…
D でもって、湯飲みを返しに店内に行くと…(メ゚д゚)/ カッテケヤゴルァ…
E と、いう仕組み。
F しかも、冷めると美味くないし…
G 帰るの明後日だし…とやんわり断っても…「じゃあ、予約していきな」ときたもんだ…
H これが、湯畑から西の川原に抜けるメインストリートなもんだから、始末が悪い。
水上温泉
〔みなかみおんせん〕
@ 群馬の温泉としては、「草津」「伊香保」等の影に霞んでしまいかねない温泉街ですが、谷川岳登山/観光の基地に、また利根川の渓谷を楽しむのによい立地です。
A すぐ脇を上越新幹線が通過しちゃいます(しかも、トンネル内)ので、もはやローカル線と化した上越線か、車で行くしかありません…
B 幸い、関越道の水上インターからはすぐですので、車で行くのが便利かと思います。
C 泉質は単純泉と、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。
D 8本の源泉から一日あたり1800トンの湧出量を持っています。
谷地頭温泉
〔やちがしらおんせん〕
@ 函館山の麓に湧く市営の温泉施設。
A 市営だけに、建物や脱衣所、浴槽や洗い場の感じは「銭湯」そのものですが…
B お湯が違う。泉質的にはナトリウム-塩化物泉ですが、鉄分の含有率が高いため伊香保もびっくりの赤茶色のお湯があふれています。
C でもって、熱い。「ぬるめ」の浴槽が43℃設定というところからして、「熱め」設定はほとんど無人なのも納得いく熱さ…
D しかも、食塩泉ゆえ、芯まで温まって湯冷めしない。
E もうひつとのウリは露天風呂。お湯はやっぱり熱めですが、露天ですから頭の中まで煮えることなく浸かれます。
F そして、この露天風呂は五稜郭をかたどった星型をしています。
山口露天風呂
〔やまぐちろてんぶろ〕
(四万温泉)
@ 四万温泉の山口地区にある露天風呂。
A 露天、というより「露出風呂」。というぐらい道路側からの「見られ感」抜群。
B しかも、混浴。
C だもんですから、水分補給用のペットボトル持参で粘着している親父がいるとかなんとか…
D なので、一時間以上の滞在禁止、とか張り紙がされていたりします。
E 4つ並んだ浴槽は、川に近づくほどぬるくなっていきますので、好みの浴槽を選んで浸かることが出来ます。
湯の川温泉
〔ゆのかわおんせん〕
@ 函館市外に湧く温泉。
A アイヌ後では「ユペツ」。意味はやっぱり「お湯の川」です。
B およそ350年ほど昔、松前藩藩主の子供が重い病にかかった時、病を癒すために方々探させたときに発見された温泉と言われています。
C 地区全体で32本の源泉があり、一日あたり7000トンの湧出量を持っています。
D 泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。蒸発残留物は8g/kg以上もある等張性温泉ですので、無色透明ながら柔らかな「とろみ」を感じる濃いお湯です。
E なにしろ、溶存成分量は四万温泉の3倍近くもあったりします。
F 浴槽にびっしりとついた湯の花が、その濃さを実感させます。
夢元さぎり湯
〔ゆめもとさぎりゆ〕
(登別温泉)
@ 登別温泉にある立ち寄り湯。ビルの一階に入り口があり、見た目はたんなる入浴施設なのですが…
A 白濁なんて可愛いもんじゃない、濃い湯の花が舞う硫黄泉(酸性・含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉)の浴槽が二つ。
B さらにキリっとした明礬泉(酸性・含鉄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉)の浴槽、そしてサウナなどが備わっています。
C この濃いお湯が豊富にかけ流されており、これで390円ですから、コストパフォーマンス抜群です。
D 露天風呂がなかったりと、雰囲気的には旅館の浴場には劣るかもしれませんが、泉質を純粋に楽しむにはこちらも外せません。
E 登別にお越しの際は、ぜひとも寄ってみてください。